日本は世界有数の災害大国です

「まだ大丈夫」が、
いちばん危ない。

地震・洪水・台風は、いつあなたの街を襲ってもおかしくありません。
正しい知識と最小限の備えが、家族の命を守ります。今日から始めましょう。

約2,000回日本で年間に体に感じる地震の回数
72時間救助が届くまで自力で生き延びる目安
最低3日分備えておきたい水・食料の量

日本でよく起きる災害を知る

まずは「敵」を知ること。災害ごとの特徴と、その場でとるべき行動を理解しましょう。

地震

日本は世界の陸地の約0.25%しかないのに、世界で発生するマグニチュード6以上の地震の約2割が集中しています。いつ・どこで起きるか予測は困難です。

🔴 将来、高い確率で起きるとされる地震

  • 南海トラフ地震 今後30年以内の発生確率は約70〜80%。静岡〜宮崎の広範囲で強い揺れと巨大津波、最悪で約32万人の犠牲が想定される国内最大級の脅威。
  • 首都直下地震(東京直下) 今後30年以内にM7クラスが約70%の確率。都心部の建物倒壊・大規模火災・帰宅困難者など、首都機能への甚大な影響が懸念される。
  • 日本海溝・千島海溝沿いの地震 北海道〜東北の太平洋側で巨大地震・津波の想定。冬季の低温下での避難も課題とされる。

※ 確率は政府「地震調査研究推進本部」の長期評価に基づく目安。「まだ先」ではなく「いつ来てもおかしくない」前提で備えを。

⚠️ 主なリスク

  • 家具の転倒・落下によるけが
  • 建物の倒壊、ガラスの飛散
  • 火災・停電・断水
  • 沿岸部では津波の危険

✅ 揺れたら「まず身を守る」

  • 机の下などで頭を守り、揺れが収まるまで待つ
  • あわてて外に飛び出さない
  • 揺れが収まったら火の始末・ドアを開けて避難路確保
  • 沿岸・河口にいたら、すぐ高台へ避難(津波)

洪水・水害

近年は「線状降水帯」による集中豪雨が増加。短時間の大雨で河川の氾濫や内水氾濫、土砂災害が発生します。ハザードマップで自宅のリスクを確認しておきましょう。

⚠️ 主なリスク

  • 河川の氾濫・堤防の決壊
  • アンダーパスや地下の浸水
  • 土砂崩れ・がけ崩れ
  • 下水の逆流・道路冠水

✅ 早めの「水平避難」がカギ

  • 警戒レベル3で高齢者等は避難開始
  • レベル4「避難指示」で全員避難
  • 浸水が始まったら無理に外へ出ず垂直避難(上階へ)
  • 車での移動は冠水路を避ける(30cmで危険)

台風

台風は進路がある程度予測できる数少ない災害です。だからこそ「来る前の準備」で被害を大きく減らせます。暴風・大雨・高潮に警戒しましょう。

⚠️ 主なリスク

  • 暴風による飛来物・窓ガラスの破損
  • 大雨による洪水・土砂災害
  • 沿岸部の高潮・高波
  • 長時間の停電・断水

✅ 接近前にやっておくこと

  • ベランダ・庭の飛びそうな物を室内へ
  • 窓に養生テープ・雨戸を閉める
  • スマホ・モバイルバッテリーを満充電に
  • 水・食料・停電対策を前日までに確認

火山噴火(富士山など)

日本には111の活火山があり、そのうち富士山も活火山です。前回の宝永噴火(1707年)から300年以上が経過。富士山が噴火すると、火山灰は偏西風に乗って東京など首都圏にも降り、交通・電気・水道・健康に広く影響すると想定されています。

🔴 富士山噴火で想定される影響(降灰)

  • 首都圏への降灰 都心でも数cmの火山灰が積もる想定。わずかな灰でも鉄道は運行停止、道路はスリップで通行困難に。
  • ライフラインへの打撃 灰による停電・通信障害、浄水場の目詰まりによる断水。灰は雨で固まると除去が困難になる。
  • 健康被害 火山灰は微細なガラス片。吸い込むと呼吸器・目を痛める。ぜんそく等の持病がある人は特に注意。

※ 富士山は「噴火の兆候から避難までの時間が短い」可能性も。ハザードマップと降灰への備えを平時から確認しておく。

⚠️ 主なリスク

  • 火山灰による広域の降灰・視界不良
  • 噴石・火砕流・溶岩流(火口周辺)
  • 停電・断水・交通マヒ
  • 火山ガス・空振(爆発の衝撃波)

✅ 降灰への備えと行動

  • 防塵マスク(N95等)とゴーグルを常備
  • 外出を控え、窓・換気口をふさぐ
  • 灰で車は滑る・故障しやすい。運転は避ける
  • 火口周辺は自治体の避難情報に従い即避難

💡 まずは自治体のハザードマップで自宅・職場・通学路の危険度を確認しましょう。 国土交通省「重ねるハザードマップ」なら、全国の洪水・土砂災害・津波・地震などのリスクを地図上でまとめて確認できます。

🗺️ 重ねるハザードマップを開く →

備えの心構え

災害はいつ起きてもおかしくない。だからこそ「日常の延長」で備えることが続けるコツです。

01

「自助」がすべての土台

大規模災害では公的支援(公助)がすぐに届きません。発災後の72時間は、まず自分と家族で生き延びる備えが命を分けます。

02

ローリングストックで無理なく

特別な非常食を溜め込むより、普段食べる物を少し多めに買い、古い物から使って買い足す。これなら備蓄が自然に続きます。

03

停電・断水を「体験」で想像する

電気・水・ガスが3日止まったら?を具体的に考える。明かり・調理・トイレ・情報収集・スマホ充電。生活の穴を一つずつ埋めます。

04

家族で「決めておく」

集合場所・連絡方法(災害用伝言ダイヤル171)・避難所の場所を家族で共有。スマホが使えない前提で決めておくのがポイント。

05

家具の固定は「今日」できる

地震のけがの多くは家具の転倒・落下が原因。突っ張り棒やL字金具で固定するだけで、寝室が安全空間に変わります。

06

「完璧」より「まず一歩」

すべてを一度に揃えなくてOK。水を1箱買う、懐中電灯を1つ用意する。小さな一歩の積み重ねが、いざという時の安心になります。

防災備えチェックリスト

チェックした内容はこのブラウザに自動保存されます。家族で少しずつ埋めていきましょう。

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あなたの防災意識は…

0 スタート地点

チェックを付けると、あなたの防災スコアが表示されます。

0 / 0 項目 完了

💧 水・食料(最低3日、できれば7日)

    💡 明かり・電源

      🚻 生活・衛生

        📻 情報・避難

          そろえておきたい防災グッズ

          停電・断水・寒さ・食料。いざという時に「本当に役立つ」カテゴリを厳選しました。 リンクからチェックできます。

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