新型インフルエンザ関連トピックス(海外) 対応
2010年03月02日
【米国】タバコを新型インフルエンザワクチンの生産に利用
人体に有害な影響を与えると知られるタバコが、卵に代わって新型インフルエンザワクチンの生産に利用される予定であることが分かりました。2月25日付のウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、米国国防部傘下の防衛高等研究計画局(DARPA)は、タバコを利用した新型インフルエンザ用ワクチンを1,000万個生産するために、同プロジェクトに対して、4,000万ドルの支援を決定したとのこと。「グリンベックス(GreenVax)」と呼ばれるこのプロジェクトはテキサスA&M大学と有限会社G-Conが参加しており、1年以内にワクチンを1,000万個生産し、2011年からは最長1年6ヶ月間にわたり、臨床実験を実施する予定とのことです。
植物のタバコでウイルスの遺伝子を培養しワクチンを製造すると、卵で培養するより経済的で、生産期間も数週間に短縮され、また、卵のような動物性培養で懸念される病原菌の感染の恐れもないといいます。既に鳥インフルエンザなどのワクチン開発に成功したとのこと。