新型インフルエンザ関連トピックス(国内) 対応
2010年03月08日

新型インフルエンザ簡易検査「スマートアンプ法」、医療現場での有効性を確認


新型インフルエンザ感染対策で課題となった迅速診断について、理化学研究所が千葉県立東金病院などと連携し、簡易で精度の高い検査法の研究開発が、実用化に向けて進んでいることが、6日、同病院で開催された研究発表会で分かりました。理化学研究所の林崎良英・オミックス基盤研究領域長と同病院の感染症内科の林栄治医師が報告しました。
理研が開発した「スマートアンプ法」と呼ばれる技術を用いた新しい簡易検査法は、確定診断で行う検査法とほぼ同じ精度ながら、診断まで約1時間と大幅に短縮できるのが特徴で、林崎氏は「現在は発熱から24時間程度経過しないとウイルスを検出できないが、スマートアンプ法では1~12時間で検出できる」と強調しました。また、医療現場での活用を実証研究するために同病院と山武郡市の12診療所が協力し、昨年10月以降に集めた162検体を分析した結果、現在の簡易検査法では陰性とされた21検体が、スマートアンプ法では陽性と判定され、その後の詳細な検査で有効性が確認できたとのこと。林医師は「一般の診療所で対応できるので心強い。新型インフルエンザ診療に変革をもたらす」と実用化に期待感を示しました。
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