新型インフルエンザ関連トピックス(国内) 対応
2010年03月03日
厚労省、新型インフルエンザによる血液製剤の回収を中止
2日、厚生労働省は「薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会運営委員会」において、新型インフルエンザ感染の疑いまたは確定診断による血液製剤の回収を中止することを決定しました。
2009年5月に、厚生労働省では、献血後7日以内に新型インフルエンザと診断されたことが明らかになった場合は、その血液を血液製剤の原料にしないこと、または、既に製造された未使用の血液製剤は医療機関から回収することを、日本赤十字に要請していました。これを受け、日本赤十字では、2009年6月3日から2010年1月3日の間、献血後7日以内に新型インフルエンザと診断、またはその疑いがあると診断された579人の血液を、血液製剤の原料になる前に確保、または血液製剤を医療機関から回収していました。579人のうち、10人は献血した当日に新型インフルエンザと診断され、74人は翌日に診断されていました。今回、これら579人の血液をすべて検査した結果、陰性であることが分かったため、回収の中止が決定されました。日本赤十字の担当者によると、季節性インフルエンザの場合は、血液から感染することはほぼないとのことですが、強毒性の場合には根拠がないとのことです。今回の決定はH1N1型について今後適用されますが、別の新型インフルエンザが発生した場合には、適宜検討する予定です。