26日、新型インフルエンザの感染が確認された患者から、オセルタミビル(商品名:タミフル)に耐性を示す遺伝子変異を有する新型インフルエンザウイルスが検出されたと発表されました。
静岡県静岡市①(7歳男児、回復)、静岡県静岡市②(4ヶ月女児、回復)、静岡県静岡市③(4歳男児、回復)、福岡県久留米市(56歳男性、1/18死亡)
・ 静岡県静岡市環境保健研究所は、以下3名の新型インフルエンザ感染患者から、タミフル耐性の新型インフルエンザウイルスをPCR検体から確認しました。いずれも、既に回復しており、周囲へのタミフル耐性ウイルスを疑う感染も確認されていません。
① 同研究所は、昨年5月に咳や咽頭痛、発熱の症状により、タミフルを投与された葵区在住の7歳男児の検体から、タミフル耐性を示すウイルスを確認しました。医療機関での簡易検査では陰性判定だったため、検体を採取していたとのこと。
② 同研究所は、昨年11月に発熱や下痢、嘔吐などの症状により、市内病院に入院した駿河区在住の4ヶ月女児の検体から、タミフル耐性を示すウイルスを確認しました。
③ 同研究所は、昨年11月に発熱の症状により近医を受診し、タミフルを投与された葵区在住の4歳男児の検体から、タミフル耐性を示すウイルスを確認しました。
・ 福岡県保健環境研究所は、市外在住の56歳男性の検体を遺伝子解析した結果、タミフルに耐性を示す遺伝子変異を確認しました。男性は、昨年12月23日に発熱の症状が出て、翌日市内の医療機関を受診し、簡易検査でA型陽性の判定を受け、タミフルの内服を開始しましたが、28日に肺炎を診断され入院。今年1月18日に肺炎、呼吸不全のため、死亡しました。男性には血液疾患の持病がありました。周囲へのタミフル耐性を疑う感染は確認されていません。